Editor's pick No.2
10分の朝の運動

体が一日より少し先に目を覚ますように

体がまだ動き出していない朝に、起き上がったその場所で。

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ルーティブリ編集部 · 読むのに1分

は覚めたのに、体だけがまだ布団の側に残っている朝があります。アラームは役目を終え、窓の外はもう明るい。それでも肩はこわばり、背中は重いままです。

そんな朝は、一日のほうが体より先に動き出します。頭はもう今日の予定を数えているのに、体はまだゆっくりした場所にいます。その隔たりを抱えたまま出かけると、午前中ずっとどこかちぐはぐな感じが残ります。

このルーティンは、その隔たりを縮めるためだけにあります。運動着もマットも、どこかへ移動することも要りません。起き上がったその場所で、十分あれば終わります。

最初が伸びと水一杯なのは、そのためです。夜のあいだ縮こまっていた体を長く伸ばし、からっぽの体に水を一杯手渡すこと。準備というより、朝のあいさつに近いものです。

続く二つのストレッチは、背中から始まって全身へ広がります。こわばった場所からほどいて、残りをあとから連れてくる順番です。

真ん中に置かれた一分のその場駆け足が、この十分で唯一息の上がる時間です。一分が長く感じる日は三十秒でも十分です。体の具合は朝ごとに違うので、その違いに合わせるほうがおだやかです。

最後は呼吸です。四つ数えて吸い、七つ数えて止め、八つ数えて吐く三分間。速くなった鼓動が静まる場所であり、一日が始まる前に少し静かになる場所でもあります。

十分で一日が変わるわけではありません。ただ今朝だけは、体が少し先に目を覚ましたまま出かけられます。

十分で一日は変わらなくても、体は少し先に目を覚まします。
The routine

10分の朝の運動

5ステップ · 約10分
01 伸びをして水を一杯飲む 約1分
02 背中の筋肉をほぐすストレッチ 約2分
03 全身ストレッチ 約3分
04 その場で1分間の駆け足 約1分
05 4-7-8呼吸を3分 約3分

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